デキる上司はプロを育てない 

 

 

ここで言うデキる上司は単に優秀な人ではない
誰もが認める仕事のプロ 大企業のスーパースターだ
しかし その人に憧れて一緒に仕事をしても何も教えてくれない

彼の常套句は「俺の仕事のやり方を見て盗め!」

それはモーレツ社員が跋扈していた原始時代の話
当然 今のマニュアル世代には通用しない
教わっていないことは やる必要ないと考えている
その時点でプロは育たないわけだが真相はそうではない

デキる上司は大きく分けて2パターン

ひとつは 我流の叩き上げ ど根性で大成したスーパースター
彼は一度も仕事を教わっていないので 人に教えられない

もうひとつは 根っからの天才肌のスーパースター
彼は努力しなくても何でも完璧にできた
だから 人ができないこと自体 全く理解できない

だからデキる上司はプロを育てることができない
教育熱心なのは専門能力のない人事担当者だけだ

本当は専門スキルを持ったベテランが教育すれば良いのだが
彼らは会社の戦力 すぐに利益を生まない教育に充てられない
ましてやスーパースターは自分の仕事にしか興味がない

そんな彼らでも 千本ノックは大好物
Sっ気があるわけではないが 人をすぐコテンパンにする

しかし その虎の穴で愚直にやり切った一握りの人たちは生き残る
その馬鹿力が新たなスーパースターを生むのだ
しかし虎の穴出身の彼らも 人を育てることはできない

真のプロは育てるのではなく 生き残るものなのかもしれない

2023年 春

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